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港区 料理サロン ひとつむぎ を主宰する あこ のおいしい徒然日記

春野の追い風 2013年3月

Posted on Apr 4th, 2013

ひとつむぎの3月レッスンのテーマは「春野の追い風」。

一瞬訪れた春はいずこへ?と言いたくなるような寒い日が続くなか
3月のレッスンはスタートしました。

愛犬こんぶのお散歩コースから見上げる桜@増上寺

薄紅色の桜の花。

なんでしょうこの心を鷲掴みにする可愛らしさ。
日本人のDNAに刻み込まれた美意識を感じずにはいられません。

3月は溢れんばかりの春野菜を使ってお料理しました。
手前左から時計回りに
行者にんにく、独活、せり、キャベツ、菜の花。

植物たちの芽吹きの生命力をしっかり取り込めるよう
なるべくシンプルに、なるべく手を加えずに素材のおいしさをひきだします。

冬と春の端境期に市場に並ぶ鱈や助宗鱈の子、生たらこ。
生たらこは煮るとくるりと花が咲きなんとも春めかしい食材です。
うどやふき、竹の子との相性抜群です(^^)

助宗鱈の子=助子

後半のクラスでは市場から生たらこがすっかり姿を消してしまったため、
鯛の子を生たらこの代用として使わせていただきました。

生たらこは加熱するとぷちぷちとした食感、鯛の子はたらこより粒が小さくクリーミーな食感で
風味もそれぞれ若干異なりますが、同じように調理していただけます。

懇意のお魚屋さんがあれば、今は丸の鯛より切り身のほうがよくでると思うので
鯛の子とっておいて!とお願いして
お手軽&お手頃に鯛の子を手に入れることも可能だと思います(^^)


鯛の子

すごい数の命の集合体。
一粒の卵も無駄にしないようそっと調理して、ありがたくいただかなくては。。。
そ〜っと そ〜っと炊きましょう。

春野の追い風  テーブルセッティング

春の野原の景色、あたたかい陽の光、頬をなでる風。
ほころぶつぼみ、動き出す虫たち。。。

春爛漫の野原を想像しながらテーブルをセットし花を生けます。

春野の追い風  テーブルフラワー

今月のお花のテーマは『野原で花を摘みながら作ったブーケ』。

野の花のチャーミングな印象を引き出せるように生けていきます。

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メニュー
■ 菜の花の昆布締め
■ 行者にんにくと昆布のツナ和え
■ うどと助子の花煮
■ 春キャベツのミルフィーユ 松の実あん
■ せりごはん

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お楽しみメニュー
* 草餅

ひとつむぎの料理教室をスタートして2年がたちました。
春夏秋冬、料理を通して皆さまと四季を味わい、楽しい時間を重ねることができて
何にも代えがたい貴重な経験をさせていただきました。

2年前お会いした方々が今も変わらずひとつむぎに足を運んで下さること、
そして毎月新しいお客様がひとつむぎの輪を広げて下さること、
本当に喜ばしく、ありがたい気持ちでいっぱいです。

4月からひとつむぎ料理教室は3年目に突入です。
石の上にも3年という言葉には妙に説得力があります。
”3”は何かと区切りの年。
次の1年ではどんな世界が見えてくるのか、ワクワクしております。

人の心を動かすには、まずは自分自身が強く感動したり、
大きく心を揺さぶられるような素敵な経験をたくさんするのが一番だと思います。
そして、その経験から学び続け、得たものを発信し続けていきたい。

次の1年も貪欲に自分の食の世界を押し広げていきます。
片足は飛び回りますが、もう一方の片方の軸足はしっかりと地に足をつけて。

ひとつむぎ』という名の意味を忘れずに
基本と初心を大切に
今後も一生懸命に歩んで参ります。

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