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港区 料理サロン ひとつむぎ を主宰する あこ のおいしい徒然日記

初夏のスパイスⅢ サンバル編 2013年6月

Posted on Jun 29th, 2013

ひとつむぎの6月レッスンのテーマは「初夏のスパイスⅢ サンバル編」。
3度目のスパイスレッスンはインドを抜け出して、香料諸島のインドネシアへ。

インドネシア料理 基本材料

ずらりと並んだインドネシアの食材たち。
異国の香りが漂います。


初夏のスパイスⅢ サンバル編  テーブルセッティング

現地で調達したバティックの布をテーブルセンターに、
ランチョンマットやコースターなどはアタを使い、
籠と紙のお皿をセット。


籠と紙のお皿をご覧になって驚いていらっしゃいましたが、
バリでは一般家庭に常備してある、お馴染みのセットです。

こうして耐水耐油性の紙を敷いてごはんを盛りつけ、
食べ終わったら紙だけ丸めてゴミ箱へ。
食堂などでテイクアウトするとこの紙にごはんとおかずを包んでくれます。
使い慣れるととっても便利な紙皿です。


初夏のスパイスⅢ サンバル編  テーブルフラワー

食材にしろ、お花にしろ、
南国のものは鮮明な色彩を放ちます。

お花が生き物のように見えてきます。
葉脈には血が通っていいるかのような迫力。

初めてバリ島に行ったのは大学生のとき。
時を経て現地でばらばらに持ち帰ってきたものたちは、
図らずとも一体感があり、テーブルに馴染みます。

今月はひとつむぎ特製ナシチャンプルを作りました。
でき上がった料理をカウンターに並べると
ナシチャンプル屋さんのよう(^^)

ひとつむぎ特製ナシチャンプル

ナシチャンプルのナシはごはんを意味します。
チャンプルは混ぜるという意味です。

つまり、ナシチャンプルとはごはんと数種類のおかずをお皿に盛りつけたお料理。
いわゆるワンプレートディッシュです。

バリ島では市場の一角や路地など、至る所に ↑ こ〜んなナシチャンプル屋さんがあります。
お料理上手なおかあちゃんが早朝仕込んで持ってきたおかずをずらりと並べ
お客は好きなおかずを選ぶシステム。

↓ こちらは魚市場の海岸でみつけたナシチャンプル屋さん。
漁師や市場で働く人達が次々テイクアウトしていきます。

おかずが売り切れ次第店じまいとなります。

ナシチャンプルは食べる時にごはんとおかずを混ぜながらいただきます。
正確にはごはんとおかずを混ぜたところに、お好みのサンバルも加え、
スープも少しずつかけていただきます。
そう!なんでも混ぜまぜしちゃいます。
なぜってその方がおいしくなるからです。

一気に混ぜるのではなく、一口ごとにお皿の上で自分好みの味を作り
変化を楽しみながらいただくという感じです。

私は異国の地で初めてローカルなお店に入る時、
必ず周りを見渡して、地元の人がおいしそうに食べているものを
指差し注文し、お料理が運ばれてくるまでの間、
周囲の人を観察しながらその地の料理の食べ方を学びます。
今回のインドネシア料理も然り。

こうして混ぜて食べるのは過去2回のインド料理のレッスンの際にも
皆さまにおすすめしてきましたがインドネシア料理も同じです。
やっぱりスパイス料理のおいしさは複雑に絡み合う五味の調和なのでしょうか・・・
その謎を探るべく私のスパイス研究はまだまだ続きます(^^)

▼ご参考
初夏のスパイス 2011年6月
初夏のスパイス Ⅱ 2012年6月

今月のひとつむぎ特製ナシチャンプルを解剖すると以下のようなメニューとなります。

品数は多いですが、インドネシア料理の肝となるブンブとサンバルさえ出来てしまえば
後は簡単、あっとゆう間にお料理が出来上がります。

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メニュー

■ ブンブ
■ サンバル・メラ
■ ガドガド(ゆで野菜のピーナッツソース和え)
■ ソト・アヤム(鶏のスープ)
■ ゆで鶏のサンバル・マタ和え
■ サンバル・ウダン (海老のレッドカレー)
■ ナシクニン(ターメリックごはん)

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お楽しみメニュー
* タピオカとココナッツ風味のマンゴーソース
* バリ珈琲
* バリ島土産のお茶菓子 - ココナッツクッキーとバリ珈琲のチョコレート –

今月のインドネシア料理は辛味や油は最小限に、
でも調理の基本やおいしさをつくる骨格はなるべく崩さずにそのままお伝えできるよう
何度も何度も試作をして、たどり着いたメニューです。

来年も6月はスパイスレッスンを開催したいと思っております。
今後も皆さまのご意見をいただきながら
レッスンの質を高めていけるよう頑張ります。。

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