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港区 料理サロン ひとつむぎ を主宰する あこ のおいしい徒然日記

花月の木漏れ日 2014年4月

Posted on Apr 30th, 2014

ひとつむぎの4月レッスンのテーマは「花月の木漏れ日」。

料理教室のある日は早朝から築地への買出し、
帰ってきて食材の掃除と整理整頓、仕込み、
部屋の掃除、家族の朝食、自分と愛犬こんぶの身支度等々目が回るような忙しさです。
でも、食材に触れている瞬間、瞬間に感動的なひとこまがあります。
少し立ち止まって、とある日の私の感動を切り取ってみました(^^)

ぷっくりとふくよかなえんどう豆、
イキのよいメバル、
ゆで上げた絹さやと赤かぶのぬか漬けの目が覚めるような色彩、
水に放ってシャキっと元気を取り戻したせり。

食材の下ごしらえは、手間がかかり、地味が作業が多いもの。
面倒と嫌厭してしまえば省くことばかりで、そこから得るものは何もありません。
現代の風潮は便利・簡単・合理性ばかり追求しすぎて
大切なものを置き去りにしてしまっているようで
残念でなりません。

きれいだなぁ。おいしそうだなぁ。。。
と 純粋に感動するちょっとした気持ちのゆとりを持つことができたなら、
単純作業は喜びと発見に満ち満ちたものになり、
料理への創作意欲も湧いてきます。

面倒で手間のかかる作業時間は
私にとっては創造性に溢れた貴重な楽しい時間です。


花月の木漏れ日 テーブルセッティング

今月は春色のパステルカラーを基調に、
甘くなり過ぎないよう漆の器で全体を引き締めてみました。

たんぽぽや菜の花を彷彿とさせる色鮮やかな黄色い器はこの時期にいつも使いたくなります。
単品としては色の個性が強いので、盛りつける料理を選びますし、
テーブル全体のイメージを持たずに多用するとチグハグして
安っぽい雰囲気に成り果ててしまします。
でも確信犯で使いこなすとテーブルがぱっと明るく華やぎます。

今月はパステルカラーで統一したバージョン、
例えば織部グリーンに挿し色として黄色をきかせてみるのも素敵ですね。


花月の木漏れ日 テーブルフラワー

前半は小手毬を、後半はハナミズキを生けました。
ハナミズキは東京の街路樹にも沢山つかわれていて、
桜の散った後の物悲しさを埋めてくれるほっこりと優しい存在です。

普段は下から見上げることが多いので、こうしてテーブルに低く生けると
いつもと違うハナミズキの可愛らしさにはっとします。

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メニュー
■ せりと切干し大根の白酢和え
■ えんどう豆と小柱の翡翠茶碗蒸し 桜餡
■ メバルの煮付け
■ 絹さやと赤かぶ漬けのまぜごはん

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お楽しみメニュー
* メバル煮麺 ふきの葉とせりの根っこを添えて
* 桜餅(薄皮仕立て)

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