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港区 料理サロン ひとつむぎ を主宰する あこ のおいしい徒然日記

枸杞の若葉を摘みに 

Posted on May 1st, 2015

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枸杞の若葉を摘みに出かけました。
最近は息子と愛犬こんぶをつれてよく山菜摘みに出かけます。

桜が散ってすっかり葉を広げる頃、
枸杞の若葉も一斉に伸び山菜として食べごろを迎えます。

売っている枸杞は中国産ばかりですが、
日本でも全国に分布していて、土手や川辺りに野生しています。
雑草のように逞しい生命力があるので非常に繁殖力が強く、
庭の片隅などに植えてもすくすく成長します。
一度根が定着すれば匍匐茎を伸ばして殖え、群落となるので見つけるのも容易です。

 

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↓  このようにやわらかい若葉の部分を摘みます。
茎にはトゲがあるので注意が必要です。

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昔おばあちゃんが近所の土手でせっせと葉を摘んで、
佃煮をたくさんこさえてくれました。
枸杞の葉は懐かしいおばあちゃんの味です。

枸杞は春、若葉がでたら山菜として利用します。
そのまま薬味感覚でサラダに混ぜたり、煮びたしや炒めもの、
ごはんと一緒に炊き込んで枸杞飯にしても風味があっておいしいです。

新緑の頃を過ぎ、葉が強わくなりはじめたら次は葉を摘んで
2〜3日天日干しにして、これを煎じて枸杞茶にしていただきます。
このような枸杞の葉茎を枸杞葉(くこよう)と呼びます。

季節は巡り、夏の終わりには可憐な紫色の小さな花を咲かせて
目を楽しませてくれることでしょう。

秋から初冬にかけていよいよ長径1-1.5cmほどのラグビーボールのような実がたわわになり
真っ赤に熟します。
これが枸杞の実、別名枸杞子(くこし)です。

これを収穫して焼酎などのアルコールに漬け込むと約3ヶ月程度で枸杞酒ができ上がります。
(35度以上の焼酎1升+枸杞子3合)

その他、生のまま料理に活用したり、乾燥させてスープや粥にいれたり、
和え物の彩りとして活躍の幅はとても広いです。

枸杞の根っこも忘れてはいけません。
根皮は鎮咳、鎮痛(主に頭痛)、ほてり、のぼせの解熱に薬用として用います。
枸杞の根茎は地骨子(じこっぴ)といいます。

根っこの先から葉っぱまで、いつもどこかしらを料理に活用できる
四季を通じて丸ごと余すところなくその恵みを享受できるという素晴らしい植物です。

 

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蓬やふきなどもちょこちょこ摘んで今夜はゼロ円食堂!

田植え前の田んぼに咲く草花がとても可愛かったので
野草のブーケを作って遊びました。
雑草愛好家としては花屋に並ぶ外来のお花よりもこっちのほうが好みです(^^)

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