普段 揚げ物はあまりしないのですが、
4〜5月ばかりは山菜の天ぷらが度々食卓にあがります。
本日は枸杞の若葉の天ぷらです。
その他、蓬や雪の下も。
雪の下は葉が肉厚なのでポテトチップスのようなスナック感覚で食べられます。
子供も喜んで食べてくれそうな味です。
山菜など葉ものを揚げるときは油の温度が高過ぎると葉が焦げてしまい冴えない緑色になってしまうし、
低すぎると衣が油を吸ってカラッと揚がりません。
揚げ物は一定の温度を保つのがポイント!と料理書には必ず書いてありますが
私ははじめ油の温度を180度くらいにあたためて、
そこに衣をつけた山菜を入れ、自然に油の温度が下がったら
160度くらいでキープするよう火加減し、
ゆっくりじっくり衣と葉の水分を抜くように揚げます。
はじめぶくぶくと立っていた大きな泡が次第に小さく静かになってきたら
水分がしっかり抜けた証。
最後は油の温度を200度程度まであげて衣から油をしっかりはきださせて
油ぎれをよくして引き上げます。
少し低い温度で衣と具材からしっかり水分を抜くのがポイントです。
自己流ですが必ず失敗なくからりとおいしく揚がります。
葉の厚みによって揚げる温度と時間を多少調整します。
例えば薄いものは高い温度で短時間、
肉厚のものは低い温度で少し長めに。
いただくときはシンプルに塩でいただきます。
塩が一番春の香りをひき立ててくれます。
山菜の天ぷらはおいしくてついつい食べ過ぎてしまいがち。
とはいえ揚げ物なのであまり食べ過ぎてはよくありません。
ほどほどに楽しむよう自分を戒めています (^^;)